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研究開発ジャンルごとに研究者を紹介しています。

• プロモーター教員

  

  歯科心身医学分野
  講師

  渡邉　素子

  創薬 ヘルスケア その他
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  当科は、明らかな原因が特定されない口腔内の慢性疼痛や異常感覚を有する、いわゆる歯科心身症の患者を専門的に治療しています。本症患者における、より安全で有効な治療法の構築を目指し、治療反応性を含めた臨床統計的研究や新たな治療技法を用いた研究を行っています。また、病態解明に向けてMRIやSPECTを用いた脳画像研究を行っています。

  いわゆる歯科心身症の患者は医科と歯科の狭間に陥りやすく、また医療従事者が対応に難渋することも多いのが実情です。我々は企業の皆様や院内他科の先生方とともに、歯科心身症患者の救済によって、医療現場の課題解決にも貢献したいと考えています。患者の高齢化に伴い、訪問診療における歯科心身医学的治療の導入も検討しており、治療技法の開発応用、脳画像を用いた機能的、構造学的研究に興味のあるパートナーを求めています。

• プロモーター教員

  

  循環制御内科学分野
  特任助教

  井原　健介

  医療機器 創薬 再生医療 ヘルスケア その他
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  心疾患の中でも不整脈疾患、特に致死性不整脈・難治性不整脈に対する新規治療標的・治療戦略の確立を目指し、遺伝子改変マウスや各種病態モデルマウスを用いた不整脈病態解明研究を中心に行っています。

  当分野では、マウスの一般的な心臓生理機能の評価はもちろんのこと、心臓電気生理に関しては光学マッピング法による膜電位計測やカルシウムイメージングが可能であり、新規遺伝子改変マウスの心機能評価が必要な際は当分野へご依頼ください。また、当分野では心房細動モデルマウスを確立しており、同マウスを用いた共同研究も可能です。

• プロモーター教員 tip会員

  

  腎臓内科学分野
  テニュアトラック准教授
  

  萬代　新太郎

  医療機器 創薬 再生医療 ヘルスケア その他
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  成人の約5人に１人が慢性腎臓病（chronic kidney disease、CKD）に罹患します。進行すると透析が必要になることと、心血管病やサルコペニアなど全身臓器の機能低下に連鎖することが克服すべき課題です。私たちは、“透析に代わる薬”を開発し、老化を制御し健康寿命を延伸可能な先進医療の実現を目指します。
  1. 不良化細胞外小胞を標的としたCKDの生化学的病態解明
  2. 透析を代替するCKD治療薬の創製

  私たちは未解明の生命現象の発見、解明を目指しながら研究を行ってまいりました。ひとつ社会実装を目指していることは、未解明の細胞外小胞による細胞間/臓器間相互作用を解き明かし、慢性腎臓病の '最終共通経路' を明らかにすることで、これまでにない診断予測技術・治療薬による先制医療を確立することです。ぜひお気軽にご連絡いただけると幸いです。

• プロモーター教員 tip会員

  

  発生発達病態学分野
  医学部内講師
  

  髙澤　啓

  医療機器 創薬 再生医療 ヘルスケア その他
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  先天性/小児期発症内分泌・代謝疾患の分子病態の解明と新たな治療戦略の構築を目指し、分子遺伝学的解析を中心とした基礎研究、各種臨床研究、新技術の社会実装を行っています。
  [重点対象疾患]
  ・先天性副腎過形成
  ・性分化疾患
  ・先天性高インスリン血症
  ・重症インスリン抵抗性症候群
  ・１型糖尿病/単一遺伝子異常による糖尿病
  ・骨系統疾患

  内分泌・代謝疾患に限らず、稀少先天性疾患の病態解明が、より広域な成人疾患に対する新たな創薬や予防先制医療の先駆けとなりつつあります。同時に成人領域で培われた新たな技術や知見をどのように小児医療に落とし込んでいくかという課題も存在します。それらを繋ぐ橋渡しを共に担ってくれるパートナーを求めております。また、当研究室では内分泌・代謝領域以外にも、血液腫瘍/免疫/新生児/循環器/神経/腎臓など多領域の研究が同時進行しております。小児医療/研究の窓口としてもお声掛けいただけますと幸いです。

• プロモーター教員 tip会員

  

  先端材料評価学分野
  オーラルヘルスセンター
  助教　

  三上　理沙子

  ヘルスケア その他
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  全身疾患と口腔疾患の関連に注目し、特に糖尿病、腎疾患、心血管疾患と歯周病の関係を多角的に研究しています。臨床研究、大規模データベース解析、基礎研究を組み合わせ、疾患リスクの評価やメカニズムの解明を目指しています。これらの研究により疾患予防戦略の最適化および健康増進への貢献を目指します。

  私たちは口腔疾患の予防を通じて、パフォーマンスの向上や健康寿命の延伸への寄与を目指しています。未来の健康を支える研究をともに探求していくパートナーを探しています。お気軽にご連絡ください。

• プロモーター教員 tip会員

  

  メディシナルケミストリー分野
  准教授

  辻　耕平

  創薬
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  有機合成化学、ペプチド・タンパク質化学を基盤とした創薬研究を行っています。近年新たな創薬モダリティとして注目されるペプチドなどの中分子医薬品は、低分子医薬品や抗体などの高分子医薬品の課題を同時に解決しうる一挙両得の薬となる可能性を秘めています。我々は、キナーゼなどのがん関連タンパク質およびHIVやSARS-CoV-2などのウイルスを標的とした抗がん剤、抗ウイルス薬の創製研究を行っています。

  我々の研究グループでは、低分子阻害剤、ペプチド性中分子阻害剤を中心に創薬研究を行っています。現状、発現系での取得が難しい非天然アミノ酸含有ペプチドの合成やご興味のあるペプチドへの蛍光色素やビオチンといった機能性部位の付与などニーズに合わせたペプチドの創出などでお役に立てればと思います。

• プロモーター教員 tip会員

  

  臨床解剖学分野
  講師
  

  室生　暁

  ヘルスケア その他
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  臨床の問題提起を起点として人体の構造を明らかにし、外科手術や画像診断などに応用することを目指しています。主なテーマとして、加齢や分娩による骨盤底機能障害、前立腺癌術後の排尿障害に関わる組織構造、直腸癌の機能温存手術に必要な肛門管の筋構造、体幹筋の姿勢・運動・呼吸制御機能、体壁の筋膜の微細構造、膝関節の靱帯や半月板による安定化機構を扱っており、多岐にわたる領域で解剖学的基盤研究を行っています。

  私達の研究室では臨床の疑問から共同研究が生まれ、人体構造の解明が診断や治療の発展につながっています。現在の医学の常識では説明が難しい現象や、文献上で不足する解剖学的知見に対し、解剖学研究を組み合わせることで新たなアプローチが可能です。3Dデータを含む正確な形態情報は、他分野の研究や製品・サービス開発にも応用できる可能性があります。共同研究や応用の可能性に関心のある方は、ぜひご連絡ください。

• プロモーター教員

  

  臨床分析・分子生物学分野
  准教授
  

  鈴木　喜晴

  創薬 再生医療 その他
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  近年、認知症や鬱病などの病因としても注目されている中枢神経系の髄鞘形成の研究を進めている。3つの主要プロジェクト「髄鞘形成の分子メカニズムの解明」、「遺伝子改変マウスを用いた神経· 精神疾患の新規動物モデルの開発」、「細胞外マトリックス分子による新規細胞培養基質· バイオマテリアルの開発」を中心に各研究テーマを展開中で、医学・生物学分野をはじめ、最終ゴールとして広く社会に役立つ研究成果を目指している。
  

  当研究室では、独自の脱髄モデルマウスや髄鞘形成不全マウス、また様々な培養基質を用いた髄鞘形成細胞・オリゴデンドロサイトの単培養系やニューロンとの共培養系、他のグリア細胞とのミックスグリア培養系を確立しており、in vivoまたはin vitroでの髄鞘形成評価システムを有しております。その他、遺伝子組換え・導入実験やタンパク質の活性評価などの分子生物学・生化学的解析法にも精通しております。

• プロモーター教員 tip会員

  

  細菌感染制御学分野
  准教授
  

  芦田　浩

  創薬
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  病原細菌と疾患との関係は比較的明瞭ですが、感染の成立と発症の分子メカニズムはまだよく理解されていません。我々は、病原細菌がどのようなメカニズムで宿主であるヒトに感染するのか、また、感染に対して宿主はどのように応答するのか、を分子レベルで解析しています。
  さらに、腸内細菌叢の解析により常在細菌がどのようにヒトの感染防御に機能するかを個体レベルで解明し、細菌感染症を包括的に理解することを目指しています。

  細菌感染症は未だに世界的規模で多くの人命を奪う人類の脅威です。現在は抗生剤による治療がメインですが、薬剤耐性菌の出現が深刻な問題となっています。
  そこで我々は、病原細菌と宿主の相互作用解析によって得られた知見を、細菌感染症に対する新たな治療薬・ワクチンへと発展させることを目指しています。また、常在細菌叢によるプレ・プロバイオティクスにも取り組んでいます。

• プロモーター教員

  

  摂食嚥下リハビリテーション学分野
  特任助教
  

  吉見　佳那子

  医療機器 ヘルスケア その他
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  摂食嚥下障害患者や入院患者の口腔・嚥下機能と全身の関連を解明し、効果的な摂食嚥下リハビリテーションの手技や介入方法の確立を目的として、さまざまな臨床研究を行っています。近年は、他大学や企業と連携し、摂食嚥下障害の診断機器や嚥下調整食の開発にも携わるなど、医療工学や福祉領域における研究にも取り組んでいます。

  摂食嚥下リハビリテーションは、医療・福祉・食など多様な分野と親和性があり、高齢者のみならず先天性・中途障がい者など全世代にわたってそのニーズが増加しています。特に高齢化が進むアジア諸国においては、学術的、臨床的知見の両面で当分野が主導的な役割を果たすことが期待されています。歯科領域に限らず、多様な分野の方々と共同研究を推進したいと考えています。

• プロモーター教員

  

  精神保健看護学分野
  特任助教

  塩澤　拓亮

  ヘルスケア その他
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  思春期・青年期を中心とした精神保健支援や教育、支援システム構築に興味を持って実践と研究の両面から関わってきました。近年は、当事者や市民を巻き込んだ参画型研究を重視し、地域精神保健のアウトカム設定における合意形成や、そのプロセス自体の評価にも挑戦しています。看護師の働きやすさを評価するプロジェクトや、アーティストの精神健康支援にも関心があります。

  精神保健支援や看護実践、アーティスト支援など、専門や領域を超えた対話を重ねながら研究と実践を進めています。今後は現場の看護師やアーティストとの協働にも力を入れる予定です。分野横断的な協働に関心のある方、多様な視点とともに新たな価値を創りたい企業・研究者の方とぜひご一緒したいです。

• プロモーター教員 tip会員

  

  病態生化学分野
  助教
  

  井上　カタジナアンナ

  創薬
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  がんの進展と転移の過程で、上皮がん細胞はその特性を失い、間葉系細胞の形質を獲得して運動性と浸潤性を持つ「上皮間葉転換（EMT）」を起こします。このプロセスは、がん微小環境に豊富なトランスフォーミング成長因子-β（TGF-β）によって誘導されます。私はがん微小環境においてTGF-βが誘導するEMT制御因子に注目し、口腔がんなどの様々ながんの悪性化機構を解明し、新たな治療標的の同定を目指しています。

  TGF-βはがん細胞のみならず腫瘍血管新生やがん免疫などにも作用してがんを進展させます。がん微小環境を標的とした治療法の研究や開発にご興味のある企業や研究者の方々と共同研究を進め、がんで苦しむ患者さんのために貢献したいと考えています。また、TGF-βは間質性肺線維症などの様々な線維化関連疾患にも関連していますので、ご興味がある方は、ぜひご連絡ください。

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