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2025.09.29NEWS

NCKU and Science Tokyo Technical Forum Summer 2025-Advancing the Future through Semiconductor and Medical Innovation-

9月4日及び5日の2日間にわたり、東京科学大学と、台湾国立成功大学(National Cheng Kung University:NCKU)及び台湾半導体研究センター(Taiwan Semiconductor Research Institute: TSRI)との間で、半導体分野および医療分野におけるフォーラム(“NCKU and Science Tokyo Technical Forum Summer, 2025 ‐Advancing the Future through Semiconductor and Medical Innovation‐”)を開催しました。

1997年に台湾国立成功大学と旧東京工業大学との間で協力協定(MOU)が締結されて以降、半導体集積技術を中心とする分野で技術交流が行われており、本フォーラムはその一環として開催されるものです。

今年は東京科学大学となってから最初の交流会ということで、半導体分野におけるこれまでの連携強化に加えて、医療分野への連携拡大を目指し、医療イノベーション機構が中心となって「医療データの利活用」に関するセッションを実施しました。

初日は大岡山キャンパスにて全体セッションを開催し、2日目は技術別セッションとして、半導体分野の研究者はすずかけ台キャンパスにて、医療分野の研究者は湯島キャンパスにて、それぞれフォーラムを開催し、まさに全学規模でのイベントとなりました。

フォーラム2日目、お茶の水にある湯島キャンパスでは、医療分野のセッションが開催され、両大学から研究者が参加しました。

セッションの冒頭、NCKUのSun-Yuan Hsieh(謝孫源)国際担当副学長より開会宣言が行われ、これまで連携を続けてきた半導体分野に加えて、医療分野での連携への期待の言葉が述べられました。

本セッションでは、両大学で進められている「医療データの利活用」をテーマに、それぞれ三人の研究者から最新の取り組みについて、講演とディスカッションが行われました。特に、大学で整備されているデータ基盤の利用に対する関心は高く、活発な質疑が行われました。

プレゼンテーションの様子

セッションの最後に、東京科学大学の田中学長より閉会宣言が行われ、東京科学大学のポテンシャルに関するご紹介と共に、医療分野を含む人材交流を通じて、両大学の連携強化の進展への期待の言葉が述べられました。

<休憩時間の一コマ>

田中学長(左)とMeng-Ru Shen沈孟儒学長

関係者の集合写真

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